のぼり産業の無駄をなくす
余った生地は廃棄される現状
のぼり製造のために大量の生地を使用します。
しかし、「製造ラインの生地幅に満たない」などの要因により
未使用となった生地が倉庫に保管され、後に破棄されています。
のぼりにならなかった余った生地はゴミとして処分されています。
利用可能な素材がゴミとして扱われることで、
環境や労働にも負荷がかかっています。
注目すべきはアップサイクル
特殊なリサイクル技術は、時間もコストも多大に消耗します。
使い切れない半端な生地を用いて、
のぼりではない別の製品として生まれ変わる事で
生地の廃棄を削減します。
メーカーとして今出来る事に取り組んで行きます。
LINEUP
第1弾はトートバッグ
交通安全のぼり等に使われる生地をアップサイクル
生地にも多くの種類が存在します。
この度、ポップジャパンのアップサイクル製品第1弾として
蛍光色生地をつかったバッグをリリースします。
この生地は、交通安全のぼり等に良く使われる生地です。
印刷機械の特性上、
のぼり旗や幕にならなかった部分の生地を活用しています。
生地としても目を引く珍しさがあり、最近ではファッション業界でも
ネオンカラーとして注目されている色です。
蛍光色生地のアップサイクル製品を
「SHINEUP」シリーズとして展開していきます。
SHINE(シャイン)/輝く+UP(アップ)/アップサイクルから
SHINEUP(シャインアップ)としました。
BAG/pink
A4サイズのファイルもラクラク入る
普段使いに使いやすいトートバッグです。
※生地は蛍光色ですが、暗所で発光するものではありません。
1,100円(税込)
BAG/yellow
A4サイズのファイルもラクラク入る
普段使いに使いやすいトートバッグです。
※生地は蛍光色ですが、暗所で発光するものではありません。
1,100円(税込)
これからのSHINEUP
生地の持つ可能性と価値を探し続ける
のぼりに使用する軽くて薄くて
ひっぱりにとても強いポリエステル生地という素材と向き合い、
生地と対話をするように、その特徴を生かした製品を
随時リリースしていきます。
BAG in BAG
バッグの中がパッと明るくなって、
探し物がすぐに見つかるかも。
SQUARE POUCH
ちょっと珍しい正方形の平べったいポーチの3兄弟です。
ファスナー仕様です。
エシカルとは
【エシカル】
「環境・社会・地域」を大切にする考え方や行動です。
・環境を考えたらどうすべき?
・社会にとって良い事とは?
・地域の為に何が出来る?
これらを考え、想いをカタチにしました。
のぼり旗製造の端材をアップサイクル
株式会社ポップジャパンでは、全国で使われるのぼり旗を製造しています。
同時に、日々の製造過程の中でどうしても余ってしまう生地を
世の中の役に立つ新しいアイテムに生まれ変わらせたいと思っていました。
その中でこの度、
①新品だけど、のぼりが作れるほど大きくない
②交通安全などに使用され、特に目立つ「蛍光生地」
に注目して、少しでも交通事故をなくしたいと考えました。
そこで開発したのが「エコセーフティーズ」。
外が暗くなっても目につきやすい、蛍光生地の交通安全グッズの誕生です。
モノづくりにおいても過剰な消費ではなく、知恵と技術で
アップサイクルをすることで、私たちポップジャパンはメーカーとして
持続可能な交通安全の促進を目指します。
夜間の実験
実験の必要性
「蛍光生地」は目立つ素材と言っても、布自体が光ったり反射したりするわけではありません。
そこで、暗い道でも本当に交通安全に役立つのか調べる実験を行ないました。
時速40kmで走行する自動車は、
危険を認識してから停止するまでに約20m進むと言われています。
つまり、自動車から20m以上離れた位置でもバッグがしっかり見えるか否かが重要です。
実験内容
「エコセーフティーズ」のバッグ黄・ピンク、をそれぞれ
持って撮影をしました。比較の為に手ぶらの時も撮影しています。
カメラから30m・40mの位置に立った見え方の
撮影を行ないました。
実験環境
・10月中旬撮影
・晴れ
・18時半
・ポップジャパン駐車場(敷地内の街灯は点いていない)
・ライト(ロービーム)を点けた自動車の先頭と同じ位置にカメラを設置
実験結果
カメラから40m離れた位置でも
黄・ピンクともにしっかりと認識できました。
交通安全に役立つと言っても大丈夫だと分かります。
夜間の実験結果
カメラから40m離れた位置でも
黄・ピンクともにしっかりと認識できました。
交通安全に役立つと言っても大丈夫だと分かります。