のぼり旗は3ヶ月で交換しなきゃいけないって本当?実験して確かめてみた!

石川
こんにちは。ポップジャパンの石川です。真夏の炎天下で失礼します。
のぼり旗が夏の青空にはためいていますね。

店頭やイベント会場でよく見かけるのぼり旗。
のぼり旗を立てる目的とは、「目立つ」「注目を集める」という効果によって、集客や賑わいの演出につなげることです。

のぼり旗

のぼり旗は他の屋外広告と比べて安く、そして交換が簡単で保管スペースもとらないという利点がありますが、その反面、強度が弱く長期間の設置には向きません。
「ほつれ・破れ」や「色あせ」が、いわゆる「のぼり旗が劣化した状態」なのですが、このような状態ののぼり旗を立てておくことは逆効果。お店やイベント会場等の印象を悪くしてしまいます。
単純に、ボロッボロののぼり旗が立っているお店に入りたいなんて、思いませんよね。

つまり、のぼり旗による集客効果を維持するためには、定期的な交換が必要ということです。
では、その交換時期の間隔や交換の目安はどの程度のものなのでしょうか?
今回ののぼりラボでは、そんな「のぼり旗の寿命」についてお知らせします。

「のぼり旗の寿命は3ヶ月」説って本当?実験してみた

インターネット上で「のぼり旗の交換時期」について検索すると、3ヶ月で色あせてしまうので、交換の限度だとよく出てきます。
のぼり旗業界でもこの「3ヶ月で色あせる説」はワリと有力で、以前からよく言われていた説なのですが、その根拠を尋ねられると、実はよく分かっていません。
本当にのぼり旗は3ヶ月で色あせてしまうのか。
のぼりラボでは、実際に色別ののぼり旗を3ヶ月間屋外に立てる実証実験を行いました。

最初の変化が現れたのは1週間が経過した頃
蛍光ピンクでプリントしたのぼり旗に明らかな「色あせ」が確認できました。

蛍光色については「色あせし易い色」だという認識は以前からあったのですが、1週間という結果には、ラボ内でも驚きの声があがりました。

それぞれの色あせ具合を確認しながら、継続して屋外にのぼり旗を立て続けること3ヶ月。見事に全てののぼり旗が色あせていました。
やはり屋外にのぼり旗を立て続けることは3ヶ月が限界。のぼり旗の寿命は3ヶ月説が証明されました

綺麗なのぼり旗に交換しなければお客様が逃げてしまう

先程も述べましたが、汚くなったのぼり旗を立て続けることは、場の印象を悪くするというリスクがあります。
もしかしたら、デザインが気に入っているのぼり旗や、何かしら思い入れがあるのぼり旗だと交換することに抵抗があるかもしれません。
あるいは最長3ヶ月で交換しなければいけないコストに、抵抗を感じるかも知れません。
しかしのぼり旗を交換しないことでお客様を逃すなんてことになれば本末転倒です。
逃すどころか悪い印象を与えてしまっては、ゼロどころかマイナス。何のためののぼり旗か分からなくなってしまいます。

のぼり旗の交換は3ヶ月。
のぼり旗を定期的に交換し、発色のしっかりとした新しいのぼりが常に建っているお店やイベント会場は、それだけで明るく賑やかな印象がプラスされます。
また、例えば交換のタイミングに合わせて、季節やイベント行事に合わせた内容ののぼり旗を立てるなど、新陳代謝と同時に戦略的な展開を企画することも出来そうです。
交換する度にのぼり旗のデザインや文章のパターンを変えて、それぞれのタイミングでの集客数や売上を比べることで、自分の店舗に合ったのぼりのパターンを調べ、ブラッシュアップしていく施策も面白そうですね。
のぼり旗の効果を100%発揮するために、適切な交換のタイミングと戦略を考えてみてはいかがでしょうか。

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