こんにちはポップジャパンの石川(真ん中)です。
クリームパン(Cream-Pan)の「Cの字」ポーズを決めながら失礼します。
今回は広島県三原市本郷にある広島空港のすぐ側、「八天堂広島みはら臨空工場」にて、工場見学をさせていただいた内容を紹介します。
株式会社八天堂は、昭和8年に創業。和菓子のお店としてスタートしました。
やがて戦後の復興期に輝きを増す日本にあって、「八天堂にも新たな息吹を」という想いの下、「洋菓子」を取り入れます。
そして現在は「和」と「洋」を融合した新しい八天堂を作り続け、その人気は広島から日本全国、そして海外までも広がっています。
そんな八天堂の魅力的な商品の中でも、やはり代名詞とも言える「くりーむぱん」は大人気。
今回の工場見学ではその人気と美味しさの秘密に迫ろうと思います。
もう工場の周りからして「甘い」雰囲気が漂う
工場に入る前、いきなり「恋人の聖地PROJECT」ののぼり旗です。恋人の聖地!
ハートマーク満載。そしてラブリーな愛を語らうベンチ。『甘さ』が攻めてきます。
工場の入口には「ようこそ八天堂へポップジャパン様」という可愛らしいPOPが。
胸が温かくなる心遣いです。
鉄壁のガード体制で、ホコリ・ゴミは徹底排除!
工場に入る際には、埃やゴミが工場内に入り込まないよう、専用の服を着込み、カバーが被せられたスリッパを履き、頭しっかりとキャップを被った完全防備になり、最後は空気の力でホコリを吹き飛ばします。
さらに手洗い、消毒もした後に全方位からまた風を浴びて、あらゆる異物の混入をガードしています。
本当に徹底しているというか、やはり食品を扱う工場というものはここまで念には念を入れた対策が必要なのだと改めて感じました。
人の手による優しさ、温かさ
工場の内部の写真は、やはり色々と秘密な部分があるので撮影できなかったのですが、一つ感じたことは思っていたよりも一つ一つの工程が手作業で行われているなということでした。
全国どころか海外にまでに流通している八天堂のくりーむぱんですが、製造は千葉県木更津とこちらの工場で行っていると聞いていたので、もっとオートメーションと言うか機械が大活躍しているのかと思っていたのですが、クリームの製造やパンを焼く工程など、意外なほど人の手で行われていました。
とは言っても、そこには徹底した効率化とスピード化の工夫が散りばめられていて、手作りの優しさと、それをより多く広く届けるための弛まぬ努力と知恵の結晶として様々な味のパンが製造されていました。
あと、個人的には、京都限定販売の「ほうじ茶味」のくりーむぱんが手を伸ばせば届く近さで出来上がっていたのに、再会するには京都まで行かなければならない歯痒さを感じていました。
工場見学を終えて
とにかく食品の安全・安心を保つために徹底した衛生管理が行われているということを知ることができ、それは商品への信頼、ひいては八天堂という企業への信頼を感じることができました。
また工場見学自体の説明も丁寧で分かりやすく、案内役の社員さんから実際に工場で作業をされていたスタッフの皆さま全ての方に、気持ちよく対応していただきました。
また、一歩そとにでるとこんな案内が・・・
恋人の聖地のモニュメントが12月中にお目見えするそうです。
新たな取り組みへの手をゆるめない「くりーむぱんの八天堂」からまだまだ目が離せません!
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