ようこそオンライン工場見学へ
ポップジャパンは多様な印刷技術を駆使した販促物製作から
集客ノウハウを活かしたイベント企画実施まで
トータルアウトプットのプロモーション事業を展開しています。
ここでは街でよく見る「のぼり旗」が
どうやって印刷されているのかを動画とともに
分かりやすく紹介していきます。
まずは、ポップジャパンの紹介ムービーからご覧ください。
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オンライン工場見学のページを見に来ていただきありがとうございます。
「こういうところがもっと見たい。」
「学校の研究で取り扱いたいから、詳細を知りたい。」
などなど
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下の順番で捺染印刷からご紹介していきます。
のぼり旗は、まず白い生地(布)に印刷をして作られています。
その印刷方法は2種類あります。
「捺染印刷(なっせんいんさつ)」と
「昇華転写印刷(しょうかてんしゃいんさつ)」です。
はじめて聞く言葉だと思います。
そして、印刷が終わったら、
糸でぬって仕上げる「縫製(ほうせい)」があります。
詳しくは順番に紹介しますね。
目次
それではいよいよ見学のはじまりです。
たくさん印刷する時は捺染印刷(なっせんいんさつ)
まずは「捺染印刷」から見ていきましょう。
「捺染印刷」は大量に印刷する事が得意な印刷方法です。
ポップジャパンでは約30枚から6000枚ほどの印刷を捺染印刷で作っています。
捺染印刷は
①版をつくる(製版)
②色をつくる(調色)
③印刷する(捺染印刷)
の3つの工程から出来ています。
いきなりですが、ここでクイズです。
捺染印刷では色を重ねて印刷します。
たった4色で、写真部分も再現!
この4つの色は印刷の世界でとてもよく出てきます。ぜひ覚えておいてくださいね。
4色のバランスで写真部分の顔の色や空の色など様々な色に見える様に組み合わせて印刷していきます。
使う色の数=「版」の数
捺染印刷では使うインクの色ごとに「版(はん)」という
網戸のような物を使います。
「版」では網戸でいう網の部分を「紗(しゃ)」と呼びます。
今は「紗」は化学繊維で作られていますが、
昔はシルク(絹)が使われていたので
捺染印刷の事を今でもシルクスクリーン印刷とも呼ばれています。
この「かき氷のぼり旗」は4色使うので「版」も4つ使います。
捺染印刷で4色が合体して完成します。
基本的に白色はもともとの生地の白色を活かします。
60秒で丸わかりムービーをごらんください。
どうですか?「版」について少し詳しくなっちゃいましたね。
このページを全部見終わったら、あなたも「のぼり博士」になれるかも!?
次は「色」について紹介しますね。
色について見ていきましょう
色の魔術師
捺染印刷では使う色のインクを予め用意します。
もとになるインクは約20色、それを混ぜて、様々な色をつくり出します。
ただし、今回のかき氷では特に混ぜて色を作りません。
もともとある4つの代表的な色を印刷の時に重ねて色を再現するので
まぜて色を作る工程はありません。
企業のロゴなどの数値で決まっている色味での印刷時は、
この色を混ぜ合わせる工程がとっても重要になってきます。
インクだけでは生地が染まらない
捺染印刷で使うインクを作る時、もとのインクだけではのぼりの生地(布)に定着しません。
そこで、バインダーと呼ばれる接着剤とインクと混ぜる事で美しく発色するだけでなく、
雨や日光にも出来るだけ耐えれるような特別なインクになっていきます。
60秒で丸わかりムービーをごらんください。
どうですか?「色」について少し詳しくなっちゃいましたね。
「えっ?なんかインクを混ぜてみたくなった」その気持ちわかりますよ。
次はいよいよ「捺染印刷」について紹介しますね。
いよいよ機械で印刷をしていきます。
4つの版を捺染機にセット、いよいよ印刷開始
印刷する色に順番がある?
C・M・Y・Kという名前の色については、もう知っていますよね。
実際に印刷する時は、発色を良くするために印刷する順番が決まっています。
K(キー・プレート) → C(シアン) → M(マゼンタ) → Y(イエロー)
の順で先ほど作成した版をセットし、印刷が始まります。
色がついたら、乾燥させて印刷完了
乾燥機でスピード乾燥
印刷された生地はインクがしっかりと乾燥し定着するように
捺染機の上部の乾燥機を通過した後、下に戻って来て遂に印刷が完了します。
60秒で丸わかりムービーをごらんください。
どうですか?「捺染印刷」についてかなり詳しくなっちゃいましたね。
次は、もうひとつの印刷方法の「昇華転写」について紹介する前に、
のぼりのカタチにどうやって仕上がっていくかを紹介しますね。
いよいよ最後の仕上げです。
生地カット&縫製で完成です。
ヒートカット
ポリエステル生地はヒートカット
という手法でカットします。
約300度以上に熱せられた刃で
生地を溶かしながらカットしていきます。
ほつれ予防にもなります。
またまた、クイズです。
生地カット&縫製で完成です。
ミシンがスピーディーに動き出す
カットした生地にチチを取り付けていきます。
何とチチ付け専用のミシンがあるんです。
早いスピードで、のぼりがどんどん
完成していきます。
場合によっては補強縫いもします。
詳しくは今後の「縫製の色々」で
ご紹介する予定ですのでお楽しみに。
60秒で丸わかりムービーをごらんください。
捺染印刷編はこれで終わりです。
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
これであなたも「のぼり博士」ですね。
次回はもうひとつの印刷方法の
「昇華転写」についてご紹介していきます。
お楽しみに。
昇華転写印刷でトートバッグを作っていきます。
少ない枚数に適している昇華転写印刷
ここでは「昇華転写印刷」を見ていきましょう。
「昇華転写印刷」は少ない枚数の印刷が得意な印刷方法です。
のぼりをはじめ、幕、旗、はっぴや
オンラインショップの「PJPOCKET」でも人気の
バッグ、マスクなどのグッズなども「昇華転写印刷」で作成しています。
なんと!まずは紙に印刷をします。
転写紙
デザインデータを直接、生地に印刷するのではなく
はじめに転写紙と呼ばれる専用の紙に印刷します。
オンライン工場見学のためにオリジナルでデザインしたトートバッグの展開図を印刷していきます。
みんな楽しみ、クイズの時間です(笑)
次はいよいよ生地に昇華転写します。
昇華転写印刷
昇華転写印刷とはプリンターで印刷した
転写紙を生地に熱圧着して印刷する方法です。
転写時は約200℃の高温で転写紙のインクを生地に染み込ませていきます。
気温や湿度で発色が変化するため、温度調節や印刷スピードを
コントロールをする繊細な作業でもあります。
60秒で丸わかりムービーをごらんください。
昇華転写印刷の工程を見ていただきました。
次回は印刷した1枚の布から、立体的なトートバッグが完成していく工程をご紹介します。
お楽しみに。
縫製することで立体になっていきます。
印刷してから仕上げて行きます。
オリジナルの1点もの
ポップジャパンでは、1枚の生地から製品に仕上げていきます。
すでにあるバッグの上から一部分だけの印刷とは大きく違ってデザインの幅がとっても広がります。
もちろん取手部分もオリジナルデザインです。
ポップジャパンなら
デザイン自由自在!!
ポップジャパンなら展開図を作って
生地からデザインするので
オリジナリティの高いデザインが出来ます。
よくあるバッグの印刷は
だいたいこんな感じ
一般的なバッグへの印刷は
印刷範囲が決まっていて、なかなか
自由なデザインができない。
のぼり旗では使わないミシンが活躍します。
ロックミシン
ロックミシンとは生地のはしっこを「かがり縫い」にしたり、ニット素材などの伸縮性の強い生地の縫い合わせに特化したミシンです。
60秒で丸わかりムービーをごらんください。
これで、昇華転写印刷は終わりです。
ポップジャパンでは色々なものが作れる事も分かっていただけたかと思います。
次回は、縫製に注目してみましょう。
お楽しみに。
のぼりや幕の仕上げの縫製方法を紹介していきます。
のぼりや幕の最後の仕上げ
ここでは「縫製」を見ていきましょう。
のぼりや幕の作成では、最後の仕上げとして「縫製」を行います。
これは、生地の周囲を縫う事で、屋外に設置し、風雨にさらされても
少しでもほつれにくくする為の仕上げとなります。
ポップジャパンでは約10台のミシンを使い分けて作業をしています。
強度を上げる
補強縫い
のぼりや横断幕の強度を上げる為の
生地の端の処理方法です。
3回折り込んで縫う等、生地に合わせた
補強縫いをしています。
四角だけじゃない
変形カット
のぼりには四角以外の形が存在します。そんな時はカット用の型紙を利用して
曲線部分を「ヒートカット」でカットしていきます。
「ポッポッポッ」ハトの目!?
ハトメ
旗や横断幕は「補強用レザー」と「ハトメ」を使って仕上げます。
ハトメとは金属製で円形の部材です。
鳩の目に似ている事から「ハトメ」と呼ばれていると言われています。
タペストリーの時
袋加工
タペストリーは、吊り下げ用のひもを取り付け
るために、生地の上下を袋状に縫って、パイプ
とひもを通します。
60秒で丸わかりムービーをごらんください。
縫製の工程を見ていただきました。
のぼりや幕だけでも色々な縫い方で仕上げていく事が分かってもらえたかと思います。
次回はのぼりや幕以外のちょっと変わった試作をご紹介します。お楽しみに。
ユニークな商品ができるまでを少しだけご紹介します。
グッズの開発と試作
ポップジャパンでは、のぼり、幕以外にも
自社で様々な商品をリリースしてきました。
ここでは、ほんの少しではありますが、
商品開発と試作のご紹介をいたします。
展開図の作成
アイデアをカタチに
どういう物を作るかを決めたら、
そのアイデアをカタチにするための
展開図を作成します。
グラフィックデザイン
デザイン
展開図をベースにイラストレーターや
フォトショップというソフトを使って、
デザインをしていきます。
試作
縫ってカタチに
デザインをプリントした生地を使って試作
を進める場合と、印刷をしていない、白い
生地で、カタチのイメージを作ってから
展開図を作る事もあります。
この場合、白い無地の生地は主に、製造工
程から出る端材を活用しています。
60秒で丸わかりムービーをごらんください。
開発、試作の工程を見ていただきました。
アイデアをカタチにする事が出来るのは、メーカーならではの醍醐味です。
ポップジャパンではこれからもユニークな商品をリリースしていきます。
お楽しみに。