こんにちは、ポップジャパンPRチームの酒井です。
先日ポップジャパンにて、ひろしまSDGs地方創生プラットフォームの会員企業の方々に自社で発生する廃材を持ち寄って頂き、共同での商品開発について話し合う席が設けられました。
どうしてSDGsに取り組むのか
ポップジャパンではSDGsの目標のうち、「つくる責任つかう責任」に特に重きを置いてSDGsに取り組んでいます。
実はこのところ海外企業や大手企業では、製造時の環境負荷が大きいメーカーをサプライチェーンから外し始めているんです。
SDGsが注目される中、そういった企業の果たすべき責任というものについても以前より注目が集まっているわけですね。
そんなこともあって、我々中小企業にとってはSDGsを正しく学び、正しく取り組むことが、環境や社会を守ることになり、同時に会社を守るためにもなるわけです。
プラットフォームの役割とは
ひろしまSDGs地方創生プラットフォームは、企業の方に向けた勉強会や情報交換会を通して、参加企業が正しくSDGsを学び、理解し、取り組む、そんな場所や機会を提供しています。
今回開催された情報交換会には建築やデザイン、広告、製造など多業種にわたる企業の方々が参加され、自社では出ない廃材についてそれぞれの見地から情報交換を行いました。
情報交換では
ポップジャパンで発生する主な廃材は2つ、余り生地と紙管です。
県内の児童施設に寄付をしたり、製品の材料として使用したり、自社の中で活用法を模索してはいるものの実際に全ての廃材が活用できているわけではありません。
そんな中で、それぞれの企業が持ちこんだ廃材の発生過程や、現在行っている活用方法について、お互いに意見交換を行った結果、今まで社内だけでは見えてこなかった活用方法が見えてきました。
例えば、ポップジャパンの生地とA社の木片を組み合わせればペット用品になるかも……だとか、ポップジャパンの生地とB社の板材を組み合わせれば知育の玩具を作れるんじゃないか……などなど。
意見を交わして
自社で発生しない廃材について我々はなかなか想像ができません。
こうした機会に他社ではどのように廃材が発生し、どのように消費されているのかを知ることで自身の持つ知識と得た知識が地続きとなり、発想のスタート地点が大きく前進します。
相互の理解が企業間で行われることで、ソリューションは近づくんじゃないでしょうか。
これからのものづくりへの取り組み方には、異業種間の理解が今まで以上に必要になってくるかもしれないですね。
ポップジャパンはこれからも自社での取り組みは勿論、異業種とタッグを組んで環境に配慮したものづくりに取り組んで参ります。
以上、ポップジャパン 異業種タッグマッチ編でした。
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